Daniel’s diary

ボードゲーム好き社会人バンドマン ダニエルのブログです

ボードゲーム界の超名作!カタン(CATAN)をやってみた!【初心者向けのオススメ戦術も紹介】

先日、友人からオススメされて3人でカタンCATAN)というボードゲームを生まれて初めてプレイしましたので、その感想や初心者オススメの戦術などを書きたいと思います。

 

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目次

 

カタンCATAN)とは

カタンCATAN)は、世界中で超絶に人気のあるボードゲームです。また、日本に限らず、ドイツ、チェコポーランド等で数々のボードゲームの賞を受賞している作品で、なんと世界で二千万個以上も売れているのだそうです。

 

また、カタンCATAN)の世界大会も開かれているとのことなので、世界中にカタンCATAN)のファンはたくさんいるんだと思われます。

そんな超名作・超有名のカタンCATAN)をプレイしたこともないのに今までボードゲーム好きを公言していたなんて、自分が恥ずかしい…!

 

ボードゲーム初心者の方や何か新しくボードゲームを買いたいと思っている方で、まだカタンCATAN)を知らない方は、是非この記事を参考にしていただきたいです。

 

まずは、カタンCATAN)のルールを掲載したいと思います。下記の引用を参照するか引用元のページを読んでもらうとだいたいのルールはわかると思います。

<ルール>

大まかな流れ
①家を建築する
まずは家を建築します。
②資源を手に入れる
家を作ると周辺の土地からサイコロ次第で5種類の資源が手に入ります。
③家を増やして陣地を広げる
その資源を使って家を増やしていき、最終的に10点(例:家=1点)取った人が勝者です。
有限な土地にどう陣地を広げて行くかが"鍵"となります。

 

3つの特徴
【特徴①:マップが変わる】
このゲームはマップを変えることができるので、毎回違う展開が楽しめます。
【特徴②:会話を楽しむ】
資源の交換を通して会話を楽しむことができます。
この会話はアナログゲームだからこそ味わえることの1つで、相手との新密度が深まりゲームが盛り上がります。
【特徴③:教育ゲーム(脳トレ)になる】
資源を交換してもらうためには自分も協調する必要があります。
相手とのバランスを見ながら物事(ここではゲーム)を進めていくことは、教育の重要な要素の1つです。
またサイコロやポイントの計算などで簡単な計算力も養うことができます。

※引用元:ジーピーゲームズHP(http://www.gp-inc.jp/boardgame_catan.html

 

初めてカタンCATAN)をプレイした感想

一言で言うと、めちゃくちゃ面白かったです!資源を集めて建築して点数を稼いだり、特殊カード(発展カード)を使って点数を手に入れたりする等、ゲームの目的である10点を稼ぐということに対してのアプローチが一つでないことから、様々なゲームの組み立て方が考えられ、ほどよく頭を使うことになります。


また、このゲームの特殊なところが、他のプレイヤーと資源のカードを交渉して交換することができるということです。自分の開拓した場所では産出されにくい資源でも、他の地域では余るくらい産出されるようなことがあります。そのような場合にお互いが必要な資源を交換し合うことでwin winな関係が築けるということです。

 

交渉という手段があるので、ゲームをしながら会話も楽しむことができ、飽きることなく何試合でもプレイできました。4試合したのですが、全然まだまだ飽きてないので、また、是非プレイしたいと思いっています。(後日、再度同じメンバーで集まってカタンをプレイしました。さらに無料でカタンができるアプリで一人でもプレイするようになりました。ハマり過ぎ注意です…笑)

 

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初心者が勝つためのオススメ戦術!

カタンCATAN)は戦術が必要になってくるので、どうしても慣れてるプレイヤーが有利になります。私も慣れている友人2人と対戦したので、教えられながらプレイした最初の1回のみまぐれで勝てたのですが、それ以外は負けてしまいました。

 

そこで、初心者でもこれさえ覚えていたらある程度慣れている人とも対等に戦えるという戦術を他のボードゲーム好きの友人から聞いたり、ネットからたくさん情報を仕入れて私なりにまとめましたので、初心者の方は参考にしてもらいたいです。(実際、私はこの戦術で勝てるようになりました。)


戦術その1 初期配置を工夫する!

最初、二か所に家(開拓地)を作ることができますが、その場所をできるだけ様々な資源がとれて、なおかつ資源が手に入りやすい場所に置くことが重要です。サイコロを二つ振った目の合計値の書かれている地域の資源が手に入ることになるので、当然サイコロの目が出やすい地域の資源が手に入りやすいことになります。つまり二つのサイコロの目の合計は『7』が一番出やすく、そこから離れるごとに出る確率は減っていきます。『7』の目は盗賊駒の目なので、『7』に近い『6』や『8』もしくは『5』や『9』等が多い地域にできるだけ置くようにすると資源が手に入り易くなります。

 

ただ、盤面全体として特定の資源の数字がどれも低いものばかりのときは、数字が低くても取りに行った方が良いそうです。(例。盤面上、木が手に入る地域の数字がどれも少ない場合、その中でも比較的ましな数字の場所を取ることで、後の交渉を有利に進めることができます。)


また、資源が偏らないように全5種類の資源の内、4種類は自分で手に入るようにするとよいそうです。交渉でしかその資源が手に入らないとなると、交渉の際にどうしても足元を見られてコストの高い交換を強いられてしまいます。よっぽど交渉に自信があるか、コストの高い交換でも良いくらいたくさん別の資源が手に入るなら良いかもしれませんが、初心者の内は交渉を前提にしないゲームの組み立てにする方がよいとのことですので、4種類は自分で取れるようにするべきなのだそうです。

 

さらに言えば、「レンガと木」、「鉄鉱石と小麦」はセットで取ることを意識するとよいそうです。その二つはセットで使うことが多く、例えば「木と小麦」だけたくさんあっても、交渉や交換しない限り道もつくれないし都市化もできないという状況になりますので、できるだけ上記のセットで取ることを意識するべきなのだそうです。

 

戦術その2 自分の中で交渉のルールを決めておく!

このゲームの特殊なポイントとして、他のプレイヤーと交渉して資源を得ることができるという仕組みがあるのですが、交渉するとどうしても慣れているプレイヤーが有利になってしまいます。
なので初心者の内は、下記のように予め自分の中で交渉のルールを決めてプレイすると上級者プレイヤーから搾取される可能性が減るそうです。

 

<初心者向け『交渉の自分ルール』>

『原則として、資源の交換は自分から交渉を仕掛けて相手が応じた場合のみ行う。
相手から交渉を仕掛けられたときは、自分がちょうど欲しい資源の場合は1対1で交換するが、それ以外の場合は、1対2の比率で交換することを要求する。その場合も、相手の得点が7点以上ありそうな場合は交渉しない。』

 

相手から交渉を仕掛けてきた場合はその資源が手に入ると相手に有利にゲームを進めさせてしまうことになるので、初心者の内は原則応じないこととする方がよいですが、全く応じないと自分の交渉にも相手が応じてくれなくなる可能性がありますので、レートを高くしれば応じるという姿勢で臨むと初心者がぼったくられる可能性は減るそうです。


また、相手が7点以上持っていそうな場合は、建築やボーナス点で一気に10点を取られて負けてしまう可能性もあるため、初心者の内は交渉に応じないことが賢明だそうです。


上記のようなルールを自分の中で決めておくと、まだ勝手がよくわかっていないプレイヤーでもある程度対等に戦うことができます。

 

戦術その3 ボーナス得点は最初から無理に狙いにいかない

騎士カードを3枚使うか道を一番長くつなげるとボーナス得点が2点もらえます。なので、どちらかのボーナス点を獲得できるとゲームを有利にできるのですが、騎士カードのボーナスも道のボーナスも、順番に関わらず一番多く使ったりつなげた人に得点が入る仕組みなので、複数人で同じボーナスを狙うとそのボーナスを取るためにコストを払ったのにどちらかは取れないということになります。


狙ったのに取れないとなると、その後、初心者は勝つことが難しくなってしまいます。なので、初心者の内はボーナス得点については無理に狙わず、ゲーム中盤で誰も狙っていなさそうで獲得できそうな状況になっていれば、その時点から狙いにいくというくらいでよいそうです。誰かと競合してまで取りにいく必要なないということです。

 

最後に…

上記のルールを守れば、初心者でも全く勝てないという状況にはならないと思います。(実際後日同じメンバーでプレイした時は、ある程度勝つことができるようになりました。)

 

カタンCATAN)は非常に面白いボードゲームですし、やり込み甲斐があって何回でもできるゲームですので、是非まだやったことがない方はプレイしてみてもらいたいです。また、プレイしたけどゲームに慣れた人には全く勝つことができない!という方は一度上記の戦略を参考にしてプレイしてみてもらいたいです。


最後まで読んでいただきありがとうございます。また次の記事でお会いしましょう。