Daniel’s diary

ボードゲーム好き社会人バンドマン ダニエルのブログです

映画『JUNK HEAD』の紹介・感想とアップリンク京都(UPLINK京都)へのアクセスについて【ネタバレなし!】

f:id:Daniel01:20210621222817j:plain

twitter.com

 

話題のストップモーション映画『JUNK HEAD』をアップリンク京都(UPLINK京都)(アップリンク京都 (uplink.co.jp))で見てきましたので、その紹介・感想とアップリンク京都(UPLINK京都)へのアクセス方法について書きたいと思います。(本作品を100%楽しんでもらいたいので、ネタバレはしていません。)

 

目次

 

映画『JUNK HEAD』とは

映画『JUNK HEAD』とは、堀貴秀という内装業を本職としているおじさんがほぼ一人で7年かけて完成させたストップモーション映画です。なんと、映画を作成したのは本作品が初めてで、なおかつ撮影方法などはすべて独学なのだそうです。

ストップモーションの映像というと、『ひつじのショーン』等の子供向けのクレイアニメ等を思い浮かべる方も多いと思いますが、『JUNK HEAD』は完全に大人向けの作品となっています。簡単にいうと、ダークであり、SFであり、コメディであり、冒険物であり、猟奇的である作品といった感じです。また、作者の本職が内装業というだけあって、背景がとても素晴らしいものになっています。都市の階層が地下に向けて果てしなく続いている感じや、都市の壁や機械装置等が廃れたり錆びたりしている感じがとても芸術的で素敵です。その映像を見るだけでも十分に映画を見る価値があると思いますが、もちろんのことながらストーリーもとても興味深くて面白いものとなっています。下記にあらすじを公式ホームページから引用したいと思います。(ネタバレはなしです。)

 

あらすじ

環境破壊が止まらず、もはや地上は住めないほど汚染された。人類は地下開発を目指し、その労働力として人工生命体マリガンを創造する。ところが、自我に目覚めたマリガンが人類に反乱、地下を乗っ取ってしまう。それから1600年──遺伝子操作により永遠と言える命を得た人類は、その代償として生殖能力を失った。そんな人類に新種のウイルスが襲いかかり、人口の30%が失われる。絶滅の危機に瀕した人類は、独自に進化していたマリガンの調査を開始。政府が募集した地下調査員に、生徒が激減したダンス講師の“主人公”が名乗りを上げる。地下へと潜入し、〈死〉と隣り合わせになることで命を実感した主人公は、マリガンたちと協力して人類再生の道を探る。今、広大な地下世界の迷宮で、クセ者ぞろいのマリガンとの奇想天外な冒険が始まる! 

※引用元:https://gaga.ne.jp/junkhead/

 

 また、搭乗するキャラクターも個性的で素晴らしいです。それぞれが人形独特の可愛らしさと気持ち悪さを兼ね備えています。目は点だったり、サングラスや包帯等で隠されていて見えなかったり(そもそもなかったり)するのですが、唇があるキャラクターは唇がとてもリアルで良い感じに作られています。
百聞は一見に如かずだと思いますので、下記に映画『JUNK HEAD』の冒頭10分超の映像を載せたいと思います。(もちろん公式のやつです。)

 

映画『JUNK HEAD』の冒頭10分超の映像

youtu.be



いかがでしたでしょうか。私はこの公式の冒頭10分超の映像を見て居てもたってもいられなくなって、急いで上映している映画館と上映時間を調べて映画館(アップリンク京都(UPLINK京都))へ駆け込みました。
私と同じように映画館へ駆け込みたくなっている方が迷子になって映画の上映時間に遅刻してしまわないように、京都府内で映画『JUNK HEAD』を上映している唯一の映画館(令和3年6月21日現在)であるアップリンク京都(UPLINK京都)へのアクセス方法を紹介したいと思います。

 

アップリンク京都(UPLINK京都)へのアクセス

アップリンク京都(UPLINK京都)(アップリンク京都 (uplink.co.jp))は新風館の地下1Fにあります。
まずは住所と地図を掲載したいと思います。
住所
〒604-8172 京都府京都市中京区烏丸通姉小路下ル場之町586-2 新風館 地下1階
地図

f:id:Daniel01:20210621225229j:plain

地図 – アップリンク京都 (uplink.co.jp)

この地図で新風館まではたどり着けると思いますので、次に新風館に着いてからアップリンク京都(UPLINK京都)に着くまでの道順を写真つきで説明したいと思います。

 

新風館の北側側面に進みます。(烏丸通りから東に向けて姉小路通りに入る。)

f:id:Daniel01:20210621225914j:plain



新風館の北側は左右に植え込みのある小道になっていますので、そこをまっすぐ進みます。

f:id:Daniel01:20210621230415j:plain

 

③少し進むと右手側に新風館の入り口が現れますので、そこを通ります。

f:id:Daniel01:20210621230859j:plain

 

④まっすぐ進むと、正面に地下へ進む階段が現れますので、そこを下ります。

f:id:Daniel01:20210621231104j:plain

 

⑤階段を降りると廊下には映画紹介のポスター等が貼られています。

f:id:Daniel01:20210621231404j:plain

 

⑥すぐ目の前にアップリンク京都(UPLINK京都)の入り口が現れます。

f:id:Daniel01:20210621231544j:plain

 

⑦TICKETSと書かれた場所にチケットを購入するための機械が置いてありますので、こちらでチケットを購入してください。

f:id:Daniel01:20210621231827j:plain

 

⑧上映時間近くになると、上映室の扉の前に受付のお姉さんが立ちますので、お姉さんに購入したチケットを渡して上映室に入ってください。

 

⑨上映時間より早く着いてしまった場合は、素敵な休憩室があるのでそこでまったり待機するのもありです。(休憩室の壁には白黒の洋画が映し出されています。)

f:id:Daniel01:20210621232517j:plain

 

最後に…

映画『JUNK HEAD』の作者である堀貴秀さんは、インタビュー等では飄々とした感じでご自身のことを普通の人だと言いますが、この緻密な作品をかなりの年月をかけて(ヒットするかもわからないのに)黙々とほぼ一人で作り上げたというクリエイターとしての熱量は猟奇的とも言えると思います。

また、主人公をあえて平凡な人にすることで、普通の一般人でも頑張ればすごいことができるということをメッセージにしているということもインタビューで仰っていました。主人公は作者である堀貴秀さんを投影しているようにも見えますので、周りがどう見るかは別にして、堀貴秀さんはご自身のことを本当に普通の人として認識していらっしゃるのかもしれません。

こんなにすごい偉業を成し遂げた人が普通の人だというなら、自分も頑張れば何かを成し遂げられるのではないか…そんな風に思わされてしまう作品です。

目標や夢や理想はあるのに、まだ何も成し遂げることができていないという平凡な人にとって、この映画はとても強いエールになると思います。

まだ映画『JUNK HEAD』を見ていない方は、是非この作品を見ていただきたいです。

この記事を最後まで読んでいただきありがとうございます。また、次の記事でお会いしましょう。

(『JUNK HEAD』は3部作の1作目とのことですので、次回作が上映されればまたすぐに映画館に足を運びたいと思います。)

 

追記

映画『JUNK HEAD』も素敵ですが、それを上映しているアップリンク京都(UPLINK京都)もとても居心地が良くて素敵な映画館だと思いました。席の写真は撮れませんでしたが、ちょうど良いふかふか感でとても座りやすかったです。(あと、席がカラフルなのもよかったです。)

新旧問わずコアな名作映画が上映されているようですので、是非また足を運んで様々な映画に触れてみたいと思います。