Daniel’s diary

ボードゲーム好き社会人バンドマン ダニエルのブログです

【体験記】ボードゲームカフェに行ってみた【店長さんにオススメされたボードゲームも紹介】

昨年くらいから、友人と簡単なボードゲーム買って一緒にプレイすることにハマっているのですが、多少凝っているボードゲームを買うとなると結構な金額になるので手を出せないでいました。
そこで、ボードゲームカフェというところに行けばたくさんのボードゲームが定額料金で遊び放題だということを聞いたので、さっそく友人と2人で行ってみることにしました。

 

今回は京都の『comedy』というボードゲームカフェに行ってきました。 

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ボードゲームカフェ『comedy』:http://comedy.hacca.jp/

目次 

ボードゲームカフェって

どんなところ?

ボードゲームカフェとは、すごく簡単に言うとボードゲームができるカフェです。(当たり前ですが。)イメージとしては、カフェにボードゲームが置いてあるというより、ボードゲームができるお店がドリンクとかお菓子とかを多少提供しているような感じです。なので、あくまでボードゲームを楽しむ場所であり、カフェとしての機能を期待していくところではないです。

 

料金はどれくらい?

私が行った『comedy』というボードゲームカフェの料金は下記の表のとおりでした。

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料金表 『comedy』HPより:http://comedy.hacca.jp/

 

料金表には記載がないのですが、私は土曜日に6時間ほどいたのですが、支払いした金額は1500円でした。(もしかしたら店長さんのご厚意で7時間パック料金から200円引いてくれたのかもしれません。)

 

初心者が行っても大丈夫?

全然大丈夫です。お店に着いて最初に、今までボードゲームカフェに来たことはあるかを聞かれたのですが、その時に、初めてだと答えるととても親切に店長さんが料金システムとかオススメのボードゲームとかそのゲームのやり方とかを教えてくれました。

 

お客さんどうしで交流はあるの?

めちゃめちゃあります。私が行ったときは、自然な感じで隣の席のお客さんが話しかけて来たり、店長さんから「大人数用のオススメのボードゲームがあるので、他の席のお客さんと一緒にやってみませんか」と言われて、隣の席の女性2人男性1人のグループと一緒にボードゲームをやることになったりしました。時間がなかったので1回だけその方達と一緒にボードゲームをして帰ったのですが、皆さんとてもフレンドリーな感じでしたので、少し通うとそこで簡単に友達ができそうだなと思いました。

 

店長さんにオススメされてプレイしたボードゲーム

ノヴァルナ(NOVALUNA)

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まず最初に店長さんから「ぷよぷよみたいなゲームだよ」とオススメされてプレイしたのがノヴァルナ(NOVALUNA)でした。確かに絵柄とか連鎖的なプレイが気持ち良いところとかは「ぷよぷよみたい」でしたが、圧倒的に「ぷよぷよ」より面白かったです!(「ぷよぷよ」ファン方がいたらごめんなさい。あくまで個人の感想ですので許してください…)

※プレイ中の写真を撮るのを忘れていたので、参考にノヴァルナ(NOVALUNA)をプレイした方のTwitterを載せさせてもらいます。

ルールは、簡単に言うと丸いボードの周りに並べられた4色の四角いカードをお互いに取っていって、それぞれのカードに書かれている要件(そのカードの上下左右どれかの辺に並べるべきカードの色と個数)を達成すると点数が入るので、その点数を多く集めた人が勝ちといったゲームです。
※一応、私の説明だけではわかりづらいと思うので、参考に楽天での商品の紹介ページでの説明文を引用させてもらいます。

<ルール>

新月(ノヴァルナ)」は、新たな始まりの象徴とされてきた

このゲームでは、各ターン、月時計を進めてタイルを取り、自分の前に配置します。
新たに配置するタイルはすべて、達成しなければならない新しいタスクが記されています。
タスクを達成するためには、タスクで指定された色のタイルを、
タスクが記載されているタイルに隣接して配置する必要があります。
もちろん、ここで配置したタイルにも新しいタスクが記載されています。
タスクを達成するたびに、タイル上の達成したタスクの上に自分のマーカーを1つ配置できます。
最初に自分のマーカーをすべて配置すれば、ゲームに勝利します。

ローゼンベルク作の『パッチワーク』のタイル選択のメカニズムと、
モーセル作の『Habitats/ハビタッツ』のタイル配置によるタスク達成のメカニズムが絶妙に融合した、
タイルの選択と効率の良い置き方が勝敗を分ける、簡単なルールながらもやり込みがいのあるタイル配置ゲームです。

(引用元:楽天ビック|ホビージャパン Hobby JAPAN 【再販】ノヴァルナ 日本語版 通販 (rakuten.co.jp)

 

ゲームのポイントは、同じ色をつなげ合わせて置いていると、そのつながった数だけタスクに必要な色の数を合わせてカウントできるところです。(2枚同じ色でつながっているカードのどこかの辺に隣り合わせると2枚分の効果が得られるということ。)

 

プレイした感想としては、めちゃくちゃ面白かったです!シンプルですが次の手を考えるためにいろいろ戦術を考えたり、相手が集めようとしているカードを取らせないために駆け引きをしたりなど、頭を良い感じで使います。そして終盤に得点を連鎖させることができたときはとても気持ちがいいです。このゲームは1回30分くらいでできて3回やっても全然飽きなかったことと、値段も4,000円くらいで買えることもあったので早速購入してしまいました。2人でできて盛り上がるボードゲームを探している人には是非オススメしたいです。

 

キングダムビルダー (Kingdom Builder)

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次にプレイしたのが、キングダムビルダー (Kingdom Builder)というゲームです。こちらのゲームはドイツでの2012年のゲーム大賞 (Spiel des Jahres)を受賞している作品だそうです。
ルールは下記のボードゲームショップが説明している記事がわかりやすかったので、そこから転記させてもらいます。

<ルール>

『キングダムビルダー』は、盤面に自色の開拓コマを3個ずつ置くことで領地を広げ、ゲーム毎に組み合わせが変わる得点条件を鑑みつつ、新たに置ける領地の場所を見出していくゲームです。
1人ずつ代わりばんこに、自分の色の開拓コマを3個まとめて盤面に置いていきます。どこでも自由に置けるわけではなく、あらかじめカードで指示された地形(草原・谷・砂漠・花畑・森)に対応する場所で、かつ、これまでに置いてある自分の開拓コマに隣接するようにつなげていかなければなりません。
このコマのつなげ方が最終的な得点に結びついていきますが、コマの配置と得点の条件はランダムに用意された3枚のカード(写真手前)によって決められるため、ゲームを遊ぶたびに臨機応変な方針を打ち立てる必要があります。
例えば、
盤面の1行毎に1個あれば得点
山岳の隣にあれば得点
4分割した区域内で比較した最小のコマ個数が得点
といった具合です。

こうしてゲームを続けていき、誰かのコマが尽きてきたら終了の合図です。最後に条件に沿って得点を清算し、最高得点の人が勝ちです。

(引用元:すごろくや(https://sgrk.blog.fc2.com/blog-entry-2310.html) ) 

 

このボードゲームもかなり面白かったです!フィールドや使用できる特殊能力や得点の入り方の組み合わせがゲームを開始する度に変わるので、それに合わせて毎回、作戦や戦術を変える必要があり、何度やっても飽きない仕様になっていると思います。

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私の印象としては連続でキングダムビルダー (Kingdom Builder)だけを10回(1プレイ1時間×10回=10時間)やっても良いと思えるくらい面白かったです。特殊能力を組み合わせて駒を良い感じに配置して得点を荒稼ぎできた時はとても気持ちが良かったです。拡張版も販売されているようなので、長く遊べるボードゲームを探している方にオススメしたいです。

 

郵便馬車 (Thurn und Taxis)

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3つ目に店長さんにオススメしていただいたのが、この郵便馬車 (Thurn und Taxis)です。郵便配達の会社がドイツの街に配達網を広げていくゲームです。ゲームのルールはボードゲーマというサイトでわかりやすいものが載っていたので、そちらから引用させてもらいます。

<ルール>

ドイツを舞台に郵便馬車の駅舎を次々に建てていくゲームです。
初見で4人プレイで遊んだら、2時間ぐらいかかりました。
サクサクプレイすれば1時間程度には収まるかと思います。

ボード上に6枚オープンされた都市カードを取る
→配達路計画として自分の前に出す
→場を精算してボード上に駅舎コマを配置して配達路を開通
という流れでプレイしていきます。

ボードに配置していく駅舎コマに関しては相手のコマとの兼ね合いがないため、
基本的にプレイヤー同士のインタラクションはあまりありません。
ただし、どの3枚しかない都市カードがどれだけ使われたか、把握しておける人の方が上手く立ち回れるでしょう。

終了条件として20コマの駅舎を全て配置しきってしまうか、
7コマの駅舎の得点カードを誰かが取得するかの2パターンがあります。
最後の方は駅舎を出せる都市が少ないため、かなり計画的に進めないと厳しいかもしれません。
ゲーム終了時に、獲得した得点が一番多い人の勝利です。

 (引用元:ボードゲーマ(https://bodoge.hoobby.net/games/thurn-und-taxis))

 

一緒に行った友人はこのゲームが一番面白かったと言っていました。そのターンに必ずカード一枚分のルートをつなげないと、今、場に出している建設前のルートが廃線となって流さなくてはいけないというルールがあるので、一気に欲張って線を広げることができないところがポイントだと思いました。

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私としては先に紹介した2つのゲームの方が戦略性が強くて面白かったのですが、郵便馬車 (Thurn und Taxis)はいい具合に運の要素が必要になってくるので、初心者でも上級者と対等に戦えるところが良いと思いました。ボードゲームに詳しくない友人と一緒にボードゲームを楽しみたい方には郵便馬車 (Thurn und Taxis)をオススメしたいです。このゲーム は、ネット上で無料でプレイすることもできるということを聞いたので、また今回一緒にボードゲームカフェに行った友人と一緒にやってみたいと思っています。

 

ニムト(原題:6 nimmt!)

item.rakuten.co.jp

最後に隣の席にいた方達と一緒にプレイしたボードゲームです。(写真を撮ることは忘れていました。)
大人数でやった方が展開の予測がつきづらくなって運要素が高くなっていく気がします。パーティゲームといった感じなので、大勢で集まったときにわいわい楽しみたい方にオススメしたいです。

<ルール>

テーブルの中央には4列でカードが並べられています。手札から任意の一枚を伏せて前に出します。全員揃ったらいっせいに表にします。
表にしたカードに書かれた数字の小さい順に、カードの列の後ろに並べます。列の最後尾のカードが、並べるカードの数字より小さくて、一番近い列に置きます。ただし、それぞれの列は5枚までしか並べることができません。自分のカードが6枚目のカードになってしまったら、その列にある5枚のカードを受け取って(これが失点になります)、自分の出したカードをそこへ置きます。つまり、自分が伏せて出したカードが列の6枚目になると失点になります。
たとえば、すでに4枚並べられている列の最後尾のカードが「25」で、自分が伏せて出したカードが「29」だとします。「26」~「28」のカードが出ていなければ、この「29」は「25」の次に並べるだけです。
もし、他の人が「27」のカードを出していれば、「27」がこの列の5枚目のカードとなり、「29」が6枚目のカードになってしまいます。この列の5枚のカードを失点として受け取らなければなりません。
しかし、「27」のほか「26」も出ていれば、「26」が「25」の次に5枚目のカードとして置かれ、「27」を出した人が6枚目になるカードを出してしまったので、この列の5枚を失点として受け取り、代わりに「27」を置きます。「29」は「27」の次に並べるだけです。失点は免れたというわけです。
絶対6枚目になって失点になるとあきらめて出したカードが、失点にならなかったり、安心して出したカードが列の6枚目のカードになったり、ドキドキわくわくする楽しいゲームです。びっくりするようなドラマが生まれることもあります。
運がすべてのゲームではありませんが、ゲームがうまいからといって必ず勝つとも限りません。
ルールのわかりやすさ、ゲームの楽しさ、4人~10人まで何人で遊んでも面白く遊べる(2または3人の場合は少し工夫か必要です)、などカードゲームならナンバーワンです。

◆ゲーム内容◆
プレイ人数:2~10人
プレイ時間:30分
対象年齢:8歳以上
デザイナー:Wolfgang Kramer

 (引用元:【楽天市場】メビウスゲームズ ニムト日本語版 ボードゲーム:バトンストア 楽天市場店 (rakuten.co.jp)

 

最後に…

この記事を最後まで読んでいただきありがとうございます。ボードゲームカフェはボードゲームをやりたい方だけでなく、友人を増やしたい方にもオススメできるところだと思いました。店員さんや店長さんも来ているお客さんもとてもやさしくフレンドリーな方ばかりだったので、ハマると入りびたりになってしまうかもしれません。アットホームな感じで値段も安いので、職場以外の第二の居場所を探している方にもオススメできるかもしれません。それでは、また次の記事でお会いしましょう。